【実例】田舎のお墓じまいで追加費用5万円|土葬のご遺骨が見つかったケース
「お墓じまいの見積もり後に、追加費用が発生することはありますか?」お墓じまいのご相談を受けていると、このようなご質問をいただくことがあります。
私どもでは、できる限り追加費用が発生しないよう事前確認を徹底しております。しかし、田舎の集落や町内会が管理する墓地では、現地を確認していても予測できないことが起こる場合があります。
今回は、実際に土葬時代のご遺骨が見つかり、火葬費用として約5万円の追加費用が発生したケースをご紹介いたします。
この記事で分かること
✅ 田舎のお墓じまいで追加費用が発生する理由
✅ 集落や町内会が管理する墓地で起こりやすい問題
✅ 土葬のご遺骨が見つかった場合の対応方法
✅ 火葬費用が別途必要になるケース
✅ お墓じまいで後悔しないための事前確認の重要性
【対応エリア】
関西一円(京都・大阪・兵庫・奈良・滋賀・和歌山)対応
関西在住で、全国のお墓じまいをご希望の方
全国在住で、関西のお墓じまいをご希望の方
いずれの場合も、私、久保が現地へ直接伺い対応いたします。墓地事情を熟知した専門家として、現地調査から手続き・工事調整・納骨まで、すべて一貫して対応いたします。
よくあるご質問
Q. お墓じまいで見積もり後に追加費用が発生することはありますか?
A. できる限り事前確認を行いますが、古いお墓や田舎の共同墓地では、土葬のご遺骨が見つかるなど、予測できない事情によって追加費用が発生することがあります。
Q. 土葬のご遺骨が見つかった場合はどうなりますか?
A. 自治体へ相談し、必要な手続きを行ったうえで火葬処理を行うことになります。
Q. 土葬のご遺骨も行政書士が預かることはできますか?
A. いいえ。土葬のご遺骨につきましては、私どもでお預かりすることはできません。そのため、自治体や石材店と連携しながら対応を進めてまいります。
大阪府内にお住まいのお客様からのご相談でした
ご相談くださったのは大阪府内にお住まいの方でした。
「もう4~5年、お墓参りにも行けていません。」とのことでした。
お墓は、山間部にある小さな墓地でした。
航空写真で確認しても場所の特定が難しく、「恐らく集落や町内会が管理する墓地ではないか。」
という程度の情報しかありませんでした。また、
・管理費を支払ったことがない
・誰が管理者なのか分からない
・そもそも共同墓地なのかも分からない
という状況でした。
市役所の協力で管理責任者が判明
現地で墓地を確認した後、市役所へ事情を説明しました。
すると、「地区長さんならご存じかもしれません。」とのことで、市役所から地区長へ連絡をしてくださいました。
その結果、地区長が墓地の管理責任者であることが判明し、その日のうちにお会いすることができました。
地元の石材店へ見積もりを依頼
地区長から、「この墓地なら〇〇石材店さんが詳しいですよ。」とご紹介いただきました。
実際にお話を伺うと、その石材店はこの墓地での工事経験が豊富で、すぐに見積もりをしてくださいました。
その際、「この辺りは土葬のご遺骨が出る可能性があります。」
との説明も受けました。
実際に土葬のご遺骨が見つかりました
工事当日。
慎重に掘り進めたところ、やはり土葬時代のご遺骨が見つかりました。
事前にお客様へも、「可能性としてはあります。」とお伝えしていましたが、
実際に土葬されたご遺骨の写真をお見せすると、大変驚かれておられました。
その後、お客様とご相談しながら、
「どなたのご遺骨である可能性が高いか。」を確認し、市役所にも連絡を行いました。
土葬のご遺骨は火葬処理が必要です
土葬のご遺骨については、市役所で手続きを行ったうえで火葬処理を行う必要があります。
本来であれば、私自身が最後まで対応したいところでした。
しかし、土葬のご遺骨につきましては、私がお預かりすることはできません。
そのため、石材店の管理のもと、一度ご遺骨を墓地内へお納めいただき、その後、石材店を通じて火葬の手配をお願いしました。
火葬費用として約5万円の追加費用が発生しました
今回のケースでは、土葬ご遺骨の火葬費用として、約5万円の追加費用が発生しました。
もちろん、お客様へは事前に土葬の可能性をご説明しておりましたので、ご納得いただいたうえで進めさせていただきました。
まとめ|田舎のお墓では土葬の可能性も考えておきましょう
田舎の集落や町内会が管理する墓地では、
・土葬のご遺骨が見つかる
・管理者が分からない
・墓地の場所が特定しにくい
といったことは珍しくありません。
だからこそ、「見積もり通りに必ず終わる」とは言い切れない場合があります。
私どもでは、できる限り追加費用が発生しないよう努めておりますが、このような実例もございます。
もし、
「実家のお墓が田舎にある」
「誰が管理しているのか分からない」
ということでお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。
お墓じまいは、ご家庭ごとに事情が異なります。
その状況に合わせて、できる限り安心して進められる方法をご提案させていただきます。
関連記事|田舎のお墓じまいで知っておきたいこと
今回のように、集落や町内会が管理する墓地では、土葬のご遺骨が見つかる以外にも、思わぬところで手続きや工事が止まってしまうことがあります。
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この記事を書いた人
行政書士 久保昌秀
お墓の手続き.com(行政書士久保法務事務所)主宰
墓じまい専門の行政書士として10年。これまで500件を超えるお墓じまいのご相談・実務に携わってきました。改葬許可申請、墓石撤去調整、ご遺骨のお取り上げ・洗浄・乾燥、ご納骨準備まで一貫して対応しております。関西を中心に活動しております。
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