【2026年版】お墓じまいでまず初めにすべきこと|お寺様へご相談される前に大切なこと
お墓じまいを考え始めたとき、多くの方がまず思い浮かべるのが、
「まずはお寺様へ相談しなければ。」ということではないでしょうか。
しかし、実務経験から申し上げますと、私は少し違う考えを持っております。
それは、お寺様も、お墓じまいの専門家ではない。ということです。
この記事で分かること
- お墓じまいで本当に最初にすべきこと
- お寺様へ「相談」する前に整理しておきたいこと
- お寺様との関係を円満に進めるための考え方
- ご家族・ご親戚との話し合いの重要性
対応地域
関西一円(京都・大阪・兵庫・奈良・滋賀・和歌山)対応
関西在住で、全国のお墓じまいをご希望の方
全国在住で、関西のお墓じまいをご希望の方
いずれの場合も、私、久保が現地へ直接伺い対応いたします。
墓地事情を熟知した専門家として、現地調査から手続き・工事調整・納骨まで、すべて一貫して対応いたします。

よくあるご質問(Q&A)
Q. まずお寺様へ相談してはいけないのでしょうか?
A. そのようなことはございません。ご遺骨をお寺様の合祀墓へ納める場合など、早めのご相談が必要なケースもございます。ただし、お墓じまいの方向性が決まっていない段階では、まずご家族のお考えを整理されることをおすすめしております。
Q. お寺様に怒られることはありませんか?
A. 多くのお寺様は、ご事情を丁寧にお伝えすればご理解くださいます。大切なのは、感謝の気持ちをお伝えしながら、皆様のお考えをしっかりお話しすることです。
Q. 改葬許可申請は必ず必要ですか?
A. はい。現在のお墓からご遺骨を移される場合は、原則として改葬許可申請が必要となります。自治体によって申請方法が異なりますのでご注意ください。
まず初めにすべきことは「お寺様への相談」ではありません
私は実務の中で、
「お寺様へ相談したが、その後何も進まなくなってしまった。」
というケースを数多く見てまいりました。
例えば、
- お寺様も何をすればよいか分からなかった。
- 改葬許可申請という制度をご存じなかった。
- 「それはどうしたらよいのでしょうか?」と逆に質問を受けた。
- お墓じまいの話を切り出したことで、その後のお付き合いがぎこちなくなってしまった。
ということもございます。
もちろん、お寺様との関係は大切です。
しかし、
お寺様は「お墓じまいの実務家」ではありません。
そのため、最初にすべきことは別にあると私は考えております。
まずはご家族・ご親戚とのお話し合いを
お墓じまいは、ご本人だけの問題ではないことも多くございます。
後々のトラブルを防ぐためにも、
- なぜお墓じまいを考えているのか
- ご遺骨をどこへ移すのか
- 誰が費用を負担するのか
について、ご家族やご親戚としっかりお話し合いをされることをおすすめしております。
ご遺骨の納骨先を検討しましょう
お墓じまいは、
「墓石を撤去すること」
では終わりません。
ご遺骨をどこへお移しするのかを決めることが非常に重要です。
例えば、
- 永代供養墓
- 納骨堂
- 樹木葬
- 合祀墓
- 他のお墓への改葬
など、さまざまな選択肢がございます。
この段階で、
「どのような供養を望まれるのか。」
をご家族で考えておくことが大切です。
お寺様へは「ご相談」よりも「ご報告」のイメージで
ご家族のご意向がまとまり、ご遺骨の移転先が決まりましたら、お寺様へお話をされます。
この際、
「どうしたらよいでしょうか?」
というご相談よりも、
「このように進めたいと考えておりますので、ご協力をお願いいたします。」
というご報告の形でお話をされる方が、実務上はスムーズに進むことが多いように感じております。
もちろん、これまでのお付き合いへの感謝のお気持ちをお伝えすることも大切です。
改葬許可申請について
お墓じまいを行う際には、
改葬許可申請
というお役所への手続きが必要となります。
お寺様によっては、
「そのようなものは必要ない。」
とおっしゃる場合もございますが、
改葬許可は法律で定められた手続きです。
自治体によって申請方法や必要書類も異なりますので、早めに確認しておくことをおすすめいたします。
まとめ
お墓じまいでまず初めにすべきことは、
お寺様へ相談することではありません。
まずは、
- ご家族のお考えを整理すること
- ご遺骨の移転先を考えること
- 改葬許可申請について知ること
が大切です。
そのうえで、お寺様へ感謝の気持ちを持ちながら、ご報告という形でお話をされることで、お墓じまいは円滑に進みやすくなります。
離檀料について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
▶ ネットではお墓じまいの「離檀料トラブル」が目立ちますが、実務の現場では少し違います
また、お墓じまいについて「次にすべきこと」につきましては、次の記事をご覧ください。
▶ 【2026年版】お墓じまいで2番目にすべきこと|お寺様へのご報告と改葬許可申請の準備
お寺の墓地のお墓じまいについてよくあるご質問をまとめた記事です。こちらもご覧ください。
▶お寺にお墓がある方のお墓じまい完全ガイド|離檀料・納骨先・親族対応まで解説
この記事を書いた人
行政書士 久保昌秀
お墓の手続き.com(行政書士久保法務事務所)主宰
墓じまい専門の行政書士として10年。これまで500件を超えるお墓じまいのご相談・実務に携わってきました。改葬許可申請、墓石撤去調整、ご遺骨のお取り上げ・洗浄・乾燥、ご納骨準備まで一貫して対応しております。関西を中心に活動しております。
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・お寺様とのご相談・ご引見
・墓地管理者との調整
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・ご遺骨のお取り上げ
・洗浄・乾燥
・納骨先のご相談
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