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離檀料は必要か?

複雑化するお墓じまい

離檀料は必要か?

2017年になってから、急にお墓じまいに関する報道が多くなりました。
それだけ、世間では、お墓じまいをしたい方が増えてきたということだと思います。
お墓じまいが増えたことで、今まで表に出にくかった離檀料に関する問題も大きく取沙汰されました。
その結果、報道、ネットでは「離檀料は法的な根拠がないものだから払う必要が無い。」との声も高まり、
以前のような、
▶離檀を言ったらお寺から500万円要求された
▶あまりにも高額な離檀料だったので、弁護士に間に入ってもらい、なんとか50万円にしてもらった
などのようなトラブルは激減してます。
これは、やはり世間の声が大きくなるにつれ、お寺様も世間とお寺との考え方のギャップを感じられたからだと思います。
また、各宗派でお墓じまいに関し、教育や指導がなされているようで、
7月以降は、各お寺様にお墓じまいのお話をさせていただく時、どのお寺様も対応が均一化され始めてきました。
すなわち、
離檀料について表立った要求はされなくなったのです。
これからは、離檀料の請求が無いのであればこちらからお支払いをする必要はない。と考えて良いと思います。

離檀料を請求されないならば、お墓じまいは簡単に済むのか?

元来、お墓じまいはご家族、ご親戚などそのお墓にお祀りされているご先祖様に関係するお身内のご了解があれば、さほど難しいものではありません。
ですから、本来は簡単なものだったのです。
しかし、近頃の報道やネットの情報、またお寺様の危機管理意識の向上などから難しいものへと変わりつつある。のが現状です。

お墓じまいが複雑になる理由

報道やネットには、「離檀料は払う必要のないもの」とされていたのは皆様もご承知のとおりです。
これは確かに、よくわからないお金であり、我々は、支払う必要のないものです。
なぜなら、なぜ払う必要があるのかが分からないからです。
これに対し、近頃のお寺様の対応は、「じゃあ払ってもらう必要のある、もしくは理由のあるお金なら請求します。」に変わり始めました。
今のところ、すべてのお寺様ではありませんが、このような対応をされるお寺様は今後増える可能性があります。

お寺様が考える払ってもらう必要のある、もしくは理由のあるお金って何?

これにはまず事務手数料墓地の管理者としての立ち合い料があります
事務手数料の代表的なものは
▶改葬許可申請に係るもの
が代表的なものです。
改葬許可申請には、お寺様の御署名、ご捺印が必要です
すなわち対象となるお墓には、誰がお祀りされているのかをお寺様に証明してもらう必要があるのです。
これには、お墓じまいをされたい方のご両親がお祀りされている場合、
確かにお墓じまいされたい方のご両親がこのお墓にお祀りされています。
といった証明ですが、
この証明をいただくためにはお寺様としてもお寺に保管されている過去帳などから
調べなければならないため、やはり時間と手間を要します。
その為お寺様は手数料をいただきたいとなるのです。

また、墓地の管理者として立ち合い料を請求される場合がございます。
お寺様には基本的には、指定の墓石業者が存在することが一般的です。
しかし、ネットなどで安い墓石業者がたくさん紹介されているため
場合によっては、ネットで見つけた安い業者に墓石の撤去を依頼したくなるかもしれません。
しかし、お寺様にしてみれば、
どのような実績のある業者なのか分からないところが
自分の管理している墓地をどのような工事のやり方で墓石の撤去をするのか不安があるため
墓石の撤去、墓地の更地化が済むまでは、監督しておかなければとお考えのお寺様もおられます。
この場合、お寺様は更地化が完了するまで立ち会うことを希望され、その時はお寺様は別の要件でお寺を離れることが出来ないため
立ち合い料を請求されることがあります。
今までのように「離檀料」という単純な請求ではなく
事務手数料
立ち合い料
等、必要と思われる費用の請求がある一方、なぜこのような費用がいるのかよくわからない。といった費用もございます。
それらの費用を見極めないと結局離檀料を支払ったのと変わらない金額が必要となることもあるため
これからのお墓じまいはますます複雑化していく可能性があります。

お墓じまいが複雑になっているのは、お金だけではありません。

お墓じまいはお金の問題が全てではありません。
今、最も複雑になりつつあるのは「手続き」です。

以前から、お寺様とお墓じまいをされる檀家様との間で、
今後お寺と檀家関係が無くなる
それに伴い、親族からの権利の主張などは認めない
何らかのトラブルがあってもお寺には迷惑をかけない
等を文面化しお寺様、元檀家の方々に御署名、ご捺印をいただき双方が保管しあう。
ことがございます。
今までですと、お墓じまいをされた方の代表(お墓の墓守をされていた方)お1人の御署名でよかったのが
現在、お墓にお祀りされている方に関係するご親族の方全員分の御署名、ご捺印を要求されるお寺様が増加傾向にあります。

これは、あるお寺様での出来事ですが、10年以上前にお墓じまいをされた家の遠縁にあたるという方がたまたまお墓詣りに来られその時にお墓が無いことに驚かれ、お寺様とトラブルに発展しかけたことがあったそうです。
幸い、お墓じまいをされた家の代表の方が遠縁の方に事情を説明され、事なきを得たそうですがこのようにお墓じまい後10年以上経過してもお墓についてはトラブルの火種があるのです。
このようなケースは決して稀なことではなく、同様のトラブルがあった、もしくは今後ありそうと考えるお寺様は増えております。

お寺様としても無用のトラブルは避けたいとのお考えから、上記のようにお墓に関係するご親族の皆様から御署名、ご捺印を希望されることは決して不思議ではなく、むしろ自然の流れとして増加の傾向にあります。
この書面に署名、捺印してもらうためには、時間と手間がかかります。
親族お一人お一人に連絡をし、お墓じまいの許可をもらい、郵送で署名、捺印をしてもらう。
仲の良いご親戚間でも、手間がかかります。
ましてや、疎遠になっているご親戚間では何から話せばよいかも分からない。ということはよくあることです。
このような場合、第三者に間に入ってもらうことも考慮にいれお墓じまいを進める方が手間やトラブルは少なくなる可能性が高いです。
ただし、
お墓じまいの手続きに精通している
お寺様とのお話に慣れている

方がベストです。
そのような方が近くにおられない場合は私共にご相談ください。

また、「うちは大丈夫」と考えるのではなく、うちがお墓じまいをするためには何人の親戚に連絡、了解を貰う必要があるかを意識しておいてください。
疎遠になっている親族の方から了解を得るのは離檀料のお話をお寺様にするよりも難しいものです。
ご自身のみで無理をするよりも第三者に間に入ってもらうことも検討し、出来るだけトラブルを少なくするよう心掛けないと益々お墓じまいが複雑なものになります。

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