【実録】住職とは良好、でも離檀料が不安…お墓の手続き.comが「契約なし」で解決に導いた誠実な裏側。
墓じまいで高額な離檀料が不安な方へ。住職との関係は良好なのに、あえて専門家が契約をお断りした実話。お寺との人間関係、第三者介入のリスク、離檀料トラブルを避ける考え方を、実務経験豊富な専門家が現場目線で解説します。
【対応エリア】
- 関西在住で、全国のお墓じまいをご希望の方
- 全国在住で、関西のお墓じまいをご希望の方
いずれの場合も、私、久保が現地へ直接伺い対応いたします。
墓地事情を熟知した専門家として、
現地調査から手続き・工事調整・納骨まで、すべて一貫して対応いたします。
「あえて、今回はご契約をお断りさせていただきます」
お墓の手続き.comを運営する私、久保が、お電話口のお客様にそうお伝えしたとき、お客様は一瞬、絶句されました。
お墓じまい(改葬)の専門家として、数多くの複雑な手続きを解決してきた私が、なぜ、目の前にあるご依頼を、あえてお断りしたのか。
それは、ビジネスとしての利益よりも、
「お客様が後悔せず、精神的な負担を最小限に抑えて、心から納得してお墓じまいを終えること」
を、私が何より大切に考えているからです。
今回は、お寺様との良好な人間関係と、世間相場よりも“お高い”という評判の間で悩むお客様との間に生まれた、実際のお話をお伝えします。
1.良好な関係、でも“お高い”お寺様への不安
ある日、お問合せをいただいたお客様のご相談は、切実なものでした。
- 子供たちがいないため、そろそろ自分たちの代でお墓を閉じたい
- お墓はご自宅のすぐ近所にある寺墓地
- お寺様(住職)との関係は非常に良好
- 先月もお話ししたばかりで、ご家庭の事情もよくご存知
しかし、そのお寺様には一つの特徴がありました。
どのような法事でも、世間相場より高い料金設定で知られていたことです。
お客様の最も深い不安は、
「お墓じまいを切り出せば、高額な離檀料を請求されるのではないか」
ということでした。
もし離檀料が発生した場合、世間相場をはるかに超える金額になるのではないか。
その不安から、
「第三者として介入し、お寺様への対応をすべてお願いしたい」
というご相談でした。
2.お墓じまいの現場を知るプロが、瞬時に見抜いた「介入のリスク」
お話を聞きながら、私はすぐに確信しました。
「このケースで私が介入すれば、十中八九こじれる」
と。
それは法律論ではありません。
現場を見てきたからこそ分かる、人間関係の問題でした。
リスク1|住職の不信感とメンツを傷つける
住職側から見れば、
今まで普通にお付き合いしていた檀家様が、突然、第三者の専門家を立てて離檀の話をしてくる。
これは、
- 自分たちは信用されていなかったのか
- 良好だと思っていたのは自分だけだったのか
という強い不信感につながります。
さらに、その住職は宗派内でも高位の方でした。
また、その地域性として、
「メンツ」
を非常に大切にされることも容易に想像できました。
一度感情を逆なでしてしまえば、
どれだけ法的な正論を言っても、お墓じまいの話は前に進みません。
リスク2|お客様の精神的負担が何倍にもなる
第三者介入で住職が不信感を持てば、その感情は最終的にどこへ向かうでしょうか。
お寺の近所に住む、お客様です。
お寺様との関係が最悪になれば、
- 日常生活での気まずさ
- 精神的ストレス
- お墓じまい完了までの不安
は何倍にも膨れ上がります。
私はそれを避けたかったのです。
3.利益より、お客様の心を選んだ判断
ビジネスだけを考えれば、契約をいただいて私が交渉に入る方が簡単です。
しかし、それでは本当の解決にはなりません。
私はこうお伝えしました。
「今回は、ご契約はお断りします」
「私が介入すると、良好なお寺様との関係が崩れ、逆に話がこじれる可能性が非常に高いです」
「お客様ご自身で、誠実にお話ししてください。それが一番スムーズです」
お客様は非常に不安そうでした。
ですので、その後も都度、お電話でアドバイスを続けました。
お伝えしたアドバイス
ご事情をよく知る住職だからこそ、誠実に伝える
- 子供がいないこと
- 自分たちの代で閉じたいこと
- 長年のお世話への感謝
これを率直にお話ししてくださいとお伝えしました。
お金の話はこちらからしない
離檀料が不安でも、
こちらから先にお金の話をしてはいけません。
なぜなら、
住職の感情を刺激し、
「そんなに金の話をするなら」
という流れになる危険があるからです。
万が一、高額提示されたらその時に考える
もし高額な金額が提示されたとしても、
- 良好な関係
- 近所のお寺
- ご事情を理解している住職
という前提があるなら、誠実に話し合える余地は十分ある。
そうお伝えしました。
結び|感謝の電話で終わったお墓じまい
結果として、
お客様は私のアドバイス通り、お寺様と誠実にお話しされました。
その結果、
お性根抜き法要のお布施こそ、世間相場よりやや高めではありましたが、
高額な離檀料を請求されることはありませんでした。
お客様も十分に納得され、
- 墓石撤去
- ご遺骨のお取り上げ
- 新しい納骨先への祀り直し
まですべて無事完了しました。
後日、お客様から感謝のお電話をいただいた時、私は本当に嬉しく思いました。
お墓の手続き.comの信念
私の仕事は、
「契約を取ること」
ではありません。
「お墓の深い悩みを抱えるお客様を、本当の解決へ導くこと」
です。
今回のように、
契約をお断りすることが、お客様にとって最善の道
であるケースもあります。
お墓じまいは、単なる法的手続きではありません。
家族の心を整理し、新たな未来を切り開くための、大切なプロセスです。
もし、
- お寺様との関係が不安
- 離檀料が怖い
- 誰に相談すべきか分からない
そんなお悩みがあれば、一度ご相談ください。
画一的な解決策はありません。
あなたの事情と現場の実情に寄り添い、最適な道を一緒に考えます。
契約の勧誘は一切ありません。
まずはお気軽にご相談ください。
あわせて読んでいただきたい記事
今回のように、お墓じまいは法律や手続きだけでは解決できない“人の感情”や“現場の空気”が大きく関わる問題です。
「何から始めればいいのか分からない」
「親族の反対が怖い」
「お寺様との関係を壊したくない」
「本当に今、墓じまいをするべきなのか迷っている」
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【お墓の手続き.comが実務解説】お墓じまいの始め方|最初の3ステップと家族会議5つの鉄則
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■ 親族の反対で悩んでいる方へ
あなたは墓じまいのために生まれてきた人だね――お墓じまいに反対していたご親族様が、私に『赤いネクタイ』を贈ってくださった温かい理由
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「墓石を撤去すれば終わり」ではありません。
ご遺骨の行き先、親族との調整、お寺様とのやり取りなど、お墓じまいの本質をまとめた記事です。
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【離檀料は払わなくていい?】大手サイトの“法律論”が招く地獄|関西で円満に終えるための現場の答え
「法律上は払わなくていい」と書かれていても、現場ではそう簡単にいかないこともあります。
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■ まだ何も決まっていない方へ
【お墓の手続き.comが断言】墓じまいの相談は「何も決まっていない状態」でしていい理由
「こんな状態で相談していいのかな?」
そんな方にこそ読んでいただきたい記事です。
実は、何も決まっていない段階こそ、一番ご相談いただきたいタイミングです。
私がなぜ「必要のない契約はおすすめしない」のか。
その仕事の考え方については、こちらの記事でも正直に書いています。
なぜ私は実家で開業しているのか|豪華な事務所より、お客様の現場へ向かう理由
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