お墓じまいの間違った考え方
お問合せをいただく皆様から、
お墓じまいにかかる費用の総額を教えてほしい。
といったお問合せが多い。
ということは先日のブログでお伝えした通りです。
今回は、私たちお墓じまいの専門家の立場から
お問合せの中で、間違った考えのお問合せについて以下にお伝えします。
お問合せ者 「墓じまいをしたいので、墓石の撤去をお願いしたい。」
私たち 「承知しました。では、お墓の場所をお教えください。」
お問合せ者 「●●県の△△市にある市営墓地です。」
私たち 「なるほど、次のご納骨場所はお決まりでしょうか?」
お問合せ者 「・・・?」
如何でしょうか?
お問合せ者様は次のご納骨先を決めておられないのです。
もちろん、次のご納骨先を決めておられない場合でも、私たちはご納骨先の選定等のお手伝いもさせて頂きます。
しかし、上記のケースで最も多いのは、
お問合せ者様は
墓石の撤去=墓じまい
とお考えになっていることです。
お墓じまいと言う言葉自体が世間の皆様に周知され
数年前に比べ、比較的簡単にお墓じまいができるようになりました。
その弊害でしょうか?
お墓じまいは墓石の撤去のみで良いとお考えの方が多くなりました。
これは大きな間違いです。
お墓じまいは、法的には改葬と言います。
つまり、葬り先を改める。
ことがお墓じまいなのです。
お墓の中で葬る。と言えば、ご遺骨です。
ご遺骨の葬り先を改める。ことがお墓じまいの本質です。
従って、お墓じまいには必ず次のご納骨先をお考えいただく必要がございます。
また、ご遺骨の移動には法律により必ず改葬許可書が必要になります。
このことにも気を付けてください。
改葬許可申請は、現在お墓の存在する市町村で行っていただきます。
次のご納骨先に悩んでいる。
改葬許可申請の記入方法が分からない。
等々ご不明な点がございましたら、お気軽に当方にお問合せ下さい。
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