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地区墓地(みなし墓地)で管理者が分からない場合でも墓じまいはできます|実際の解決事例

地区墓地(みなし墓地)で管理者が分からず墓じまいが進まない…そんなケースも実際にあります。現地調査、石材店への聞き取り、市役所との調整を経て解決した実際の事例をもとに物語風にまとめました。
【対応エリア】
  • 関西在住で、全国のお墓じまいをご希望の方
  • 全国在住で、関西のお墓じまいをご希望の方

いずれの場合も、私、久保が現地へ直接伺い対応いたします。

墓地事情を熟知した専門家として、
現地調査から手続き・工事調整・納骨まで、すべて一貫して対応いたします。

よくあるご質問

Q:地区墓地(みなし墓地)で、誰が管理者か分からない場合でも墓じまいはできますか?

A:結論から申し上げると可能です。

当事務所(お墓の手続き.com)では、行政書士である私、久保が現地へ直接赴き、地域の皆様への聞き取りから役所との法的な調整まで全て代行いたします。

ただし、一般的なお墓じまいのように、管理者様から埋蔵証明をいただき、改葬許可申請をして進める。

という綺麗な流れで進まないことも少なくありません。

実際には、

・現地調査
・地域の方への聞き取り
・石材店への確認
・市役所との調整
・地区の責任者様とのお話

などが必要になるケースもあります。

今回は、私どもで実際に対応した地区墓地の事例をご紹介いたします。


お墓じまいのご相談の中でも、比較的ややこしい案件の1つが**地区墓地(みなし墓地)**です。

地区墓地の中には、管理料の支払いもなく、実質的に誰が管理しているのか分からない墓地も少なくありません。

さらにややこしいのが、古くからの慣習で、地区墓地の中に「個人でその区画を買い取った」という“体(てい)”になっている区画が存在していることです。

関西より西の地域では比較的よく見られるケースです。

今回は、実際に私どもで対応した少し珍しい…しかし地区によっては決して珍しくないお話です。

地区の墓地なのか、個人のお墓なのか分からない

今回ご相談いただいたお客様のお墓は、まさにそのような墓地でした。

そのお墓が、地区の墓地なのか。

それとも昔に個人でその場所を買い取った区画なのか。

誰にもはっきり分からない状態でした。

当然、管理者の方も分かりません。

昔から何となくそこにある墓地。

そんな状態でした。

まずは現地調査

まず現地へ出向き、お墓の確認をしました。

しかし、管理者につながるような看板や連絡先などは一切ありません。

そこで、そのまま数時間、墓地でお参りに来られる方を待つことにしました。

ようやくお墓参りに来られた方に事情をお聞きしたところ、「管理料なんて払ったことがない」とのことでした。

ただ、「ひょっとしたら地区長が知っているかもしれない」とおっしゃってくださり、わざわざご自宅にお電話までしてくださいました。

しかし、地区長さんも「分からない」とのことでした。

石材店にも聞き込み

次に、墓地の近くの石材店にもお話を聞きに行きました。

昔から地域の墓地に関わっておられる石材店であれば、何か分かるかもしれないと思ったからです。

しかし、ここでも管理者につながる情報は得られませんでした。

この時点で、地区墓地ではなく、昔に個人で区画を買い取っている可能性もあると考え、市役所へ相談に向かいました。

市役所の回答と現場の認識のズレ

市役所でも、その墓地の存在自体は把握されていました。

回答は、「地区で管理している墓地です」というものでした。

ところが、現在の地区長さんは、ご自身が管理者のような立場になっていることをご存知ありませんでした。

さらにお話を聞いていくと、数十年前、その地域の顔役のような方(当時の地区長さん)が実質的に墓地のことをすべて把握されていたそうです。

しかし、その方がお亡くなりになられてから、墓地の管理については曖昧なままになっていたとのことでした。

昔は改葬許可申請なしでお墓じまい?

近年、この墓地でお墓じまいをされた方がおられたそうですが、その方々は近所のお寺にご納骨されるケースだったため、本来必要になる改葬許可申請の存在

自体をご存知なく、石材店に墓石の撤去を依頼し、ご遺骨をそのまま近くのお寺に納骨されていたそうです。

町が小さく、納骨先も近所のお寺。昔からの流れでそうされていたのでしょう。

ただし、現在は受け入れ側の規約が変わっていることも多く、手続きを曖昧にしたまま進めると、後から思わぬトラブル(石材店とのトラブルや、役所からの指摘)に発展するリスクもあります。だからこそ、今回は現状のルールに則り、市役所と地区長さんとの間で丁寧な調整を行いました。

【トラブル防止】地区長さんの不安

地区長さんとしても、「自分たちに責任が来るのではないか」という不安を強く持っておられました。

当然のお気持ちだと思います。

突然、

墓地の管理者として署名を求められる。

改葬許可申請の話をされる。

責任の話になる。

不安になられて当然です。

市役所も巻き込んで調整

しかし、このままではお墓じまいを進めることができません。

そのため、市役所にも改めて事情を説明し、巻き込む形で調整を進めました。

改葬許可申請が必要であること。

そして逆に、必要な手続きを曖昧にしてしまう方が、後に責任問題になる可能性があることもご説明し、ご理解をいただきました。

最終的には無事に手続きを進めることができました。

最後に管理規定の作成も

かなり地区長さんにはご負担をおかけする形になりましたので、お詫びというわけではありませんが、私どもでその地区墓地の管理規定の作成もお手伝いさせていただきました。

今後、同じようなことで地域の方が困られないようにとの思いからです。

地区墓地の墓じまいは決して珍しくありません

今回のお話は少し特殊に見えるかもしれません。

しかし、地区によってはこのようなケースは決して珍しいものではありません。

特に、

・管理者が分からない
・管理料を払った記憶がない
・昔から何となくある墓地
・地区の墓地か個人の墓地か分からない

このようなケースは実際にあります。

こんなお悩みがある方へ

・うちの墓地も誰が管理しているのか分からない
・地区の墓地と言われた
・市役所に相談しても話が進まない
・どう進めてよいか分からない

そのような場合は、お一人で悩まずご相談ください。

お墓じまいは、単に墓石を撤去するだけではありません。

地域の事情、人間関係、昔からの慣習、法律上の手続き。

それらが複雑に絡むことがあります。

お墓の手続き.com(行政書士久保法務事務所)では、このような実務も対応しております。

この記事を書いた人
行政書士 久保昌秀
お墓の手続き.com(行政書士久保法務事務所)主宰

墓じまい・改葬許可申請・墓石撤去調整・ご遺骨のお取り上げ・納骨準備まで一貫して実務対応。関西を中心に多数のご相談をお受けしています。

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・何から始めればいいか分からない
・自分のケースがどうなるのか知りたい
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お墓じまいは、ご家庭ごとに事情が異なります。

私どもでは、改葬許可申請だけではなく、墓地の管理者様とのお話、ご遺骨のお取り上げ、ご納骨準備まで実務全体をお手伝いしております。

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「何も決まっていない状態」でも大丈夫です。どうぞお気軽にご相談ください。

 

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